『小さな博士とかめの窓』  ~第3話~
2015.05.04


レンガのトンネルのこと                         

「おじさん、どうしたら
 大工さんになれますか?」


 
「お母さんの言うことをよく聞いて、
一生懸命勉強したらなれるよ。」

  

わかった!ぼくいっしょうけんめい
べんきょうして、お母さんのいうことを聞くよ。」
  
 
ムードメーカーでもある小さな博士が呼ぶ “レンガのトンネル” プランとして印象的だったそうです
 

どうしてもSIC(シューズインクローク)がほしいということから、
以前に比べて狭くなった玄関とホール。


 
狭さを一掃する意味でアーチを造りましたが
とても気に入ってくれました。     




う~ん、トンネルかぁー。


 
忘れていた響きです。


 
レンガのトンネルからお出迎え
です。





キッチンのこと



キッチンを暮らしの中心に…


 
暖かいおうち。そして虫退治!は、子育て真っ最中のママの希望です。


 
思い描く風景をスケッチにしてみましょう。




「対面キッチンに!そしてこんなキッチンにしたいです。」

    
以前のキッチンは独立型でした。(第2話のbefore
じっくりお料理したい方には向いていますが
ですよね~


それは、当社のリノベーション物件でした。
キッチンカウンターがタイル(105角)仕上げのカフェスタイルのキッチン。


そして、「タイルはモザイクタイル(25角)で…」


えっ。初めはいいけど、後…大丈夫かな?
10年後事例写真やデメリットなどをお話しし、せめて100角か150角タイルにしませんか。


 
と、ご提案しましたがメンテ覚悟で憧れの気持ちは消えることなく。


 
「こんなキッチンになったら、もっとがんばれる!」
 


長年の夢だったのか…。気持ちはわかるワ~。私も同じだった。

ささやかなことかもしれないけれど、創作意欲を引き出す場をもつことの大切さその楽しみ。わかります。
大事に積み重ねましょ! 
 

どうしても抜けなかった柱と、動かせなかった窓の位置のため
パントリーへの動線がスムーズではなくなったけど、奥行きが深くなったガスコンロ側に、アイアンのフックバー付棚を付けて収納部分を増やすことで解消。


で、もともとセミオープンスタイルのママ向きになりました。

































トイレのこと



バリアフリー対策の既存トイレはリビングダイニングの一角にありました。第2話のbefore

けして乙なものではありません。2間続きの和室もリビングとしては使い勝手が悪く、殆どをリビングダイニングで過ごすために広さが感じられません。そして楽しいとは言えない間取り。


 
結果的にトイレとキッチンの位置をチェンジ。
そんなトイレに一番こだわりを持っていたのが意外にもパパだったので、正直びっくりしました。



パパのこだわりはトイレの壁の色でした。
「ブルーにしたいんです。」


 
トイレに寒色は冬寒々しい。ブルーの色によっては…と思うと吉と出るか凶と出るか。パパのいうブルーをお互い模索するが、不安が過るが現場でまとめるしかない。
単一にブルーだけを塗装しない分量とアイテムの構成。


 
で、結果は。いい色なんです。寒々しくないのです。是非見に来てください。
            

                ~ 第4話につづく ~


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